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生きるって素晴らしい  「音楽で語る心の光」

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盲目のピアニスト
北田 康広

・・生きるって素晴らしい・・

北田康弘さん顔写真

「音楽で語る心の光」

今回の講演(コンサート)は、講師のピアノ演奏、エルガーの@「愛の挨拶」から始まりました。続いて、日本の叙情歌A「浜辺の歌」とB「からまつ」を独唱されました。そして、童謡C「七つの子」を会場の皆さんと合唱しました。引き続き、武満徹さんの「ソングス」より、D「つばさ」とE「燃ゆる秋」の2曲を独唱され、人の魂を揺さぶるような曲は歌い続けていきたい、と語られました。今度はピアノで歌います、と全く毛色の違う2曲、ドビッシーのF「月の光」とリストのG「祈り」を演奏されました。その後、ドナウディのH「いつまた君に会えるのだろう」を独唱され、続いて、癒し系の非常に美しい曲として選んできた曲のカッチーニのI「アヴェ・マリア」を歌われました。

ここで、今までの人生を振り返られ、失明に至った理由や本人も両親も嘆き、苦しんだ果て、無力感と絶望感に襲われたわけですが、最終的には、障害を受け入れて生きていくことに気付いたことを述べられました。一方、幼少時、両親の離婚や二番目に来た母を「おかあさん」と呼べない苦しみがあり、込み上げてくる胸の想いをどこにぶつけたらいいのか悩み、泣いたこともありました。

そんな時、自分の満たされない心に、唯一音楽だけが、優しく語りかけてくれました。でも、クラスではちょっと孤立した存在でしたが、高校になって転任して来られた先生が、私のことを同じ人間として見てくれ「自分は自分のままでいいんだ」と思えるようになり、その先生の励ましの言葉や手紙により、ある種の自信が芽生えました。」という話に続いて、身体に重度な障害がある水野源三氏作詞の、非常に重みがある曲のJ「苦しまなかったら」を自分の伴奏によるアレンジで独唱されました。

続いて人生について語られ、最近は非常に人間関係が希薄化しており、お互いにいろんなしなくてもいい競争に燃えています。そして、何でも一番になれという人がいるが、世界は広く、上には上がいる。それは非常に空しいものである。要するに私達は「ナンバーワン」よりも、自分は唯一の存在であるという『オンリーワン』を目指すことが本当の意味で人生を切り開く第一の鍵であり、自分にしか出来ない人生を一生懸命歩み、自己ベストを尽くして生きることを私は提案します。

結びとして、自分自身でしか生きることのできない希望ある人生を、お一人お一人今日のこのコンサートの中から受け取って、何かヒントとして吸収していただければそれ以上嬉しいことはございません。と話されました。

最後にゴスペルソングのK「アメージング・グレイス」を独唱され、≪アンコール≫として、L「明日があるさ」を、「知ってる人はご一緒に」と歌い、M「ふるさと」を北田講師はピアノ演奏をし、奥さんが伴奏をとり、会場の皆さんと大合唱して幕を閉じました。
※今回の「いのちの電話チャリティ講演会」は、講演会というよりは"コンサート"といえると思います。ピアノ演奏、バリトンの歌唱、そしてトークの3つの全てを聞いていただかないと講師の先生が言いたかったことや「皆さんを元気づけたい!」という想いが、この講演録だけでは伝わらないと思いますので、できれば講演のテープあるいはビデオを参考にしていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。(文責:元木 陽一)

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